イタリア アマルフィでのフォトウェディングの詳細レポートです。海外でのフォトウェディング、前撮りを検討されている方の参考になればと思います。
 
目次
準備開始は5ヶ月前にスタート!
6月の新婚旅行の際に撮影したいと考え、だいたい1月くらいから探し始めました。
 新婚旅行のプランを立てるために旅行会社に行った際、フォトウェディングプランも一緒に紹介してもらいました。
撮影場所を決めよう!
旅行先はイタリアに決定していた為、必然的に撮影場所もイタリアになります。
 メジャーなところですと、ローマ、フィレンツェなどは扱いが多い印象でした。
 定番のハワイはやはりいろんな旅行会社が扱っていて計画も立てやすそうです。
 いろいろ悩んだ末に、街も海も美しいアマルフィに決めました! 旅程もこの撮影をベースに組んでいきます。
どこに依頼する?
大手旅行会社で、フォトウェディングを扱っているところがあり、まずはそこで検討しました。ちなみに、今回は挙式は国内で予定していたので、フォトのみのプランで探していました。
HIS
まず、 HISのウエディング専門セクションがある店舗へ行きました。
 アマルフィのフォトウェディングプランもありましたが、カット数は30とやや少なめ。費用は30万円くらい。
 ただ、旅行のプラン提案がアマルフィだとあまり件数がなく、旅程を組むのが難しそうだったので一旦保留です。
STW ムーンシェル
次に、エス・ティー・ワールド ムーンシェル東京サロン(渋谷)へ行ってみました。
 ここではイタリア旅行の旅程、アマルフィでのフォトウェディングの見積もりをもらいました。
 フォトウェディングプランは、新郎新婦衣装+小物、ブーケ、新婦メイク、カット数30で費用はHISと同じく30万円くらい。
 残念だったのが、見積もり費用には最低料金で選べる衣装しか含まれておらず、良さげな衣装を選ぶと差額が発生してしまいそうでした。
 ただし、旅程の提案はとてもよく、最終的に別な旅行会社にお願いしたのですが、基本的にここで提案してもらったプランを採用しました!
JTB
JTBでも相談してみましたが、残念ながらアマルフィの扱いはありませんでした。
どこもいまいちニーズに合わず 結局決めたのは?
いくつかまわり、なかなかうまくニーズに合うところがありませんでした。
 ネットでいろいろ調べたところ、目に留まったのがいめでぃあという海外フォトツアーを専門にやっているところでした。
早速問い合わせ、早々に決定!
決めたポイントとしては、
- 金額が安い
 - ドレスが現地で借りられる
 - ドレスの料金が一律
 - カット数が多い
 
こんな感じです。
申し込み〜打ち合わせ
こちらは日本のオフィスが神戸にしかなく、打ち合わせは基本電話とメールのみでした。
 というか、電話は最初だけで基本全てメールでのやり取りです。スタッフが海外あちこちに行ってしまっているようで、メールの返信もいつも夜中でした。
 まず電話で問い合わせ、旅程が決定してから再度こちらから連絡し、申込書をメールで送ってもらいました。
 申込書と一緒に採寸表も付いていて、細かいヌードサイズを記入して送り返します。採寸方法は詳しくメールに書いてありました。
 ドレスはWEB上の写真から選び、希望を伝えます。全部で26種類ありました。試着はできません。
 私はWEBカタログで1番メインに使用されていたドレスに一目惚れして即決しました!
 
 アクセサリーは当日持ってきてもらったものから選ぶ事にし(前もってカタログ写真を見せてもらいました)、ヘアセットは当日現地の美容師にやってもらう為(オプション)、それまでにイメージを固めておきました。
 その他当日の持ち物やスケジュール、オプションなどメールで打ち合わせを重ねました。
当日の流れ
当初お昼くらいから撮影という話でしたが、日の光の入り方が午後の方が綺麗だとカメラマンから提案があり、午後からの撮影に変更になりました。
11時 アマルフィの港にくり出す
美容院がアマルフィの港近くだったので、早めに港の辺りに行きランチをしたり軽く観光をしました。
 
 
 
 港の周辺はとても賑わっていて、街も海もとても綺麗です。
 美容院は路地を入ってわりとすぐのところにありました。
 
12時美容院到着
ここが美容院です。こじんまりとしたお店でした。
 
 持って行ったタブレットを見せて、イメージを伝えます。英語はあまり伝わらないので、画像は必須です。
 
 途中お花屋さんがブーケを持って来てくれました。ブーケで使うお花を髪に飾りたい旨を伝えてあったので、ブーケと一緒にいくつか髪飾り用のお花を持ってきてくれました。
 
 ブーケのイメージも前もってメールで打ち合わせ済みです。シルクフラワーのブーケはプランに含まれていましたが、生花のブーケが良かったのでオプションで手配してもらいました。
 ブーケはコーディネーターの人が美容院に立ち寄り、受け取って衣装と一緒にホテルに運んでくれました。
 
 白いバラをメインにしたティアドロップ型のものをお願いしていました。イメージ通り、とても素敵です。
12時 ヘアセット完成
料金は先に支払い済みだったので、チップだけ渡しました。
 お店を後にし、タクシーでホテルに向かいます。
12時半 着替え開始
コーディネーターの人がホテルの部屋に来て着替え開始です。メイクは自分で朝のうちに済ませてあったので、軽く直して持参したブライダルインナーの着用からスタートです。
 旦那さんも並行して着替えとヘアセットを進めます。
 コーディネーターの人にドレスの着替えを手伝ってもらい、小物を選んでいるあたりでカメラマンが部屋に到着しました。
13時 撮影開始
部屋のチャイムが鳴り、ドアを開けたらカメラを構えたおじさんが2人立っていました。
 もうこの瞬間から撮影が始まっていてびっくりです。写真用のカメラマンと、動画をオプションでお願いしていたので動画用のカメラマンとで2人のカメラマンが同時に撮影を進めていく事になります。
 余談ですが、おもしろかったのがこの2人はバイクで来ていて、車で移動している様子もバイクから撮影していました。
 ひとまず小物を選んで身につけるところなど含め、お部屋の中でしばらく撮影です。
13時15分 ロビーに移動
続いてホテルのラウンジで撮影です。
 アマルフィのホテルは奮発して五つ星ホテルのサンタカテリーナにしていたので、ホテル内も素敵なフォトスポットが盛りだくさんでした。
 
13時半 アマルフィの港付近で撮影
車でアマルフィの港まで移動し、ロケスタートです。サンタカテリーナから港までは車で5分程です。
 が、ここでアクシデント!日傘やメイク道具、小銭やスマホなど必要なものをまとめたバッグを乗せたまま車が行ってしまったのです(°▽°)完全にコーディネーターのミスです、、
 慌ててドライバーに電話してもつながらず、結局迎えの時間(1時間後)までメイクも直せず。参りました。
 まあでもないものは仕方ない!というわけで気を取り直してロケ開始です。
 まずは街中で撮影し、街の中心にあるドゥオモにのぼります。
 
 これはドゥオモの中。
 
 ドゥオモの階段は結構急で、ヒールでおりるのはまあまあ怖かったです。
 
 そのまま海に移動します。
 青い海と青い空、斜面に広がる建物。まさにアマルフィという景色です。
 
14時半 ポジターノに移動
移動の車と無事合流し、隣町のポジターノへ移動です。車の中でメイクを軽く直し、束の間の休息です。6月の南イタリアは真夏で、日差しもかなり強く、長時間のドレスを着てのロケは体力を奪われます。
 車で20分くらいでポジターノに到着です。
 狭い路地を歩いて海まで移動します。
 何事かと好奇の目で見る人から、「アグーリ!(イタリア語でおめでとうの意)」と言って拍手してくれる人まで、様々なたくさんの人とすれ違いながら海まで歩きました。
 
 
16時 撮影終了
ポジターノの海辺にて撮影終了で、カメラマンとはここで解散です。2人来るのを知らず、チップを1人分しか用意してなくて焦りました。。
 この後ホテルに戻り、着替えて終わりです。
 長時間のロケでクタクタになってしまったので、この日は贅沢にルームサービスを頼みました。
 
 
 ベランダにテーブルセッティングしてもらえて優雅に食事を楽しめました!
費用
費用ですが、まずベースとなるフォトプラン代が、2人で税込199,000円です。
 これは、カメラマン出張費、写真編集費、シルクフラワーのブーケ、ブートニア、ドレス・タキシード&小物アクセサリー一式、データディスク郵送費、日本語コーディネーターの料金が含まれます。
 ここにオプションとして、
- ビデオ撮影 750ユーロ
 - ヘアセット 250ユーロ
 - 生花ブーケ&髪飾り 210ユーロ
 - ドレスクリーニング代 100ユーロ
 
合計1,310ユーロ 当時のレートで183,400円が加わります。
 ベースのプランとオプションの総合計で、382,400円でした!
 ビデオ撮影が結構高いですかね。結婚式で流したかったのでお願いしましたが、まあいい記念になりました。
 オプションは本当は現地払いのようでしたが、現金をあまり持って行きたくなかった為、前もっての振込にしてもらいました。
 いめでぃあは、ウエディングだけでなく、普通の海外旅行での撮影のプランなどもあるようです。旅の記念にプロに撮ってもらうのもいいですよね。
まとめ
手荷物トラブルはありましたが、概ね満足でした。打ち合わせで一度も顔を合わせない事に若干不安はありましたが、時間を割いて足をはこぶ必要がなく、自分の空いた時間にメールで聞きたい事を聞いて進めるスタイルは自分には合ってました。
 フォトウェディングって実際どんな感じなのかな、などとお考え中の方に少しでもご参考になればと思います。
























