トントン拍子

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【無痛分娩失敗談】具体的に痛かった事や実際の流れなどまとめ

 

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痛みに弱い私は初めての出産に無痛分娩を選択しました。

人気やトラブルなど近年なにかと話題に上る無痛分娩。私の場合最終的に失敗に終わりましたが、具体的にどんな感じだったのか書いていきたいと思います。

 

 

病院選び

まず大事なのが病院選びです。病院としてきちんと無痛分娩を管理できる状況なのか、専門の医師がいるのか、しっかり見極める事が大事です。

私は横浜市に住んでいるので、新横浜母と子の病院で出産しました。

こちらは当時無痛分娩をできる先生が4名もいて、先生が病院のブログに様子を書いてくれていたので熟読して決めました。

産婦人科としてはかなり大きく、産婦人科の先生の人数も多くて外来は常に産婦人科だけで3.4人くらいの先生が稼働していました。

小児科もあるし、産んだ後も安心かなと思い迷いなくこちらの病院に決定しました。

 

無痛分娩は大人気

新横浜母と子の病院は、無痛分娩を推しているだけの事はあって無痛分娩目当てに来ている人が多いようでした。無痛分娩を選択する人は、病院全体の3から4割だそうです。

その為予約はかなり早い段階でいっぱいになります。12週になると無痛分娩予約を入れる事ができたので、そのタイミングの検診時に予約を入れました。ちなみに予約の取り方は、検診時担当医に直接予約の紙を渡します。

検診の医師は毎回予約時に自由に選べるので、いろんな先生を試して相性が良さそうな先生に予約を入れるのがおすすめです。

 

費用

無痛分娩の費用は、通常の出産、入院費とは別で180,000円です。LDRの使用料は50,000円、帝王切開費用は150,000円で、LDR使用中に緊急帝王切開になった場合はLDR費用は無料、無痛分娩中に緊急帝王切開になった場合は無痛分娩費用が半額になるそうです。

 

通常のお産にかかる費用はお産パックが推奨されています。

入院申し込み 150,000円

お産パック 198,000円(※個室料金 出産一時金差引額)部屋は個室か特別室のみです。

この金額に、無痛分娩や帝王切開LDRの金額が載ってきます。

生まれた子供に処置が必要となった場合は実費になります。

うちは退院時に100万ちょっとくらいの領収書が来ました。 出産一時金分も含まれているので、実際に支払ったトータルはざっくり60万くらいです。検診費用とは別です。

帝王切開になった場合は、適用される医療保険に入っていれば保険がおりるので、出産前に保険の見直しをしておくと良さそうです。

また、子供の治療にかかった実費も所定の手続きをふめば返金してもらえるので、会社に確認が必要になります。

 

流れと痛みについて

無痛分娩の実際の流れと、具体的に何が痛かったをまとめてみます。

 

予定日前日

計画分娩となるので、予定日の前日から入院します。

お昼ご飯を家で食べ、午後イチで病院に行きました。

病院に着くとまずコンシェルジュの方が病室に案内してくれて、その後助産師の問診です。簡単にバースプランの確認などがあり、着替えが済むと早速処置に呼ばれます。

 

15時 【痛】麻酔針挿入とラミナリア処置1回目

手術室に案内され、心電図パッチ装着、抗生剤の点滴と採血です。その後背中に無痛分娩で使う為の麻酔の針を刺し、軽く麻酔薬を流して効き具合を確認します。針を刺す痛みはチクリという軽い痛みと少し押されるような感覚で、全然我慢の範囲内でした。

ちょっと時間をおいて麻酔のチェックをしたのですが、麻酔は流すとわりとすぐに足がしびれ、効きの早さにちょっと感動しました。

血圧計とお腹にモニターを装着したらエコーと内診をし、その後ラミナリアという海藻でできた棒のようなものを入れる処置をします。これが、超痛いです!

以前流産の手術の際もこの処置を受けたのですが、本数が多い為痛みは比べ物になりません。

しかも子宮口があまり開いてなかった為12本予定が4本しか入らず、夜また改めて追加処置という事になりました。

 

17時 陣痛促進剤服用開始

麻酔とラミナリア処置は全部で1時間くらいだったので、部屋に戻って少し休んで17時から陣痛促進剤の錠剤の服用を開始しました。

服用10分前からモニターを装着。15分間隔で陣痛が来ます。その後18時にもう一度服用しました。陣痛の痛みはさほど強くなく、我慢の範囲内です。

モニターを付けた状態でそのまま夜ご飯を食べ、19時にモニターが外れました。

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とにかくこの病院はごはんが毎食豪華で美味しかったです。

 

21時 ラミナリア処置2回目

恐怖のラミナリアタイム2回目です。夕方私があまりに痛がったせいか、背中から麻酔を少し入れての処置となりました。

麻酔万歳です。ほとんと痛みを感じる事なく結局10本入りました。

 

この後は部屋に戻って休みます。処置の為の麻酔はごく少量だった為、自分で歩けます。促進剤の飲み薬が効いているので、お腹にやや鈍痛があります。痛みが気になりますが、ひとまず眠ることができました。

 

 

予定日当日 無痛分娩初日

朝4時50分 モニター装着

朝から促進剤の服用を予定していた為、服用の10分前からNSTのモニターを装着します。かなり早起きです。

 

5時と6時 促進剤の服用

モニター装着後、5時と6時の2度促進剤を服用します。鈍痛が来ますが許容範囲です。

 

7時 分娩室に移動

7時から分娩室に移動し、モニター装着後背中から麻酔を入れていきます。

前日夜に入れたラミナリアの効果で子宮口が3センチ開いていた為、バルーンを入れます。この時既に麻酔が効いている為処置の痛みはありません。

 

8時 LDRに移動 朝食

バルーン処置の後はLDRの部屋に移動です。(立会い出産を希望していた為、LDRはあらかじめ予約しておきました)

この病院には4種類部屋があり、予約前に見学して決めました。

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結構広いです。

小さい子がいる場合は畳のタイプの部屋が良さそうでした。

 

麻酔が効いていて下半身を動かせない為、LDRへの移動時は体を持ち上げてもらってストレッチャーに乗せてもらいました。背中の麻酔も一緒に移動します。麻酔は大きい注射器のような形状のものです。

部屋に着いたら朝食です。上半身は動かせるので、普通に自分で食べます。

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8時半 促進剤の点滴開始

朝食後に促進剤の点滴開始です。点滴前に強めの腰痛が来ていた為、麻酔を少し足してもらいました。点滴は機械できっちり量を管理しています。

麻酔を足してしばらくすると痛みがなくなり、そのままのんびり過ごします。

 

9時半 助産師さん登場 子宮口を柔らかくする薬を追加

痛みもないのでのんびりテレビを見ていると、この日の担当助産師さんが部屋にやってきました。ああこの人に赤ちゃんを取り上げてもらうんだな、とちょっとワクワクしてきます。

助産師さんの診察で、子宮口の開きが変わっていなかった為、点滴に子宮口を柔らかくする薬を追加で入れてもらいました。

この後はしばらくこの作業の繰り返しになります。トイレに行けないので、排尿用のカテーテルはおそらくこの時に装着しています。

 

12時 軽食

促進剤の点滴中は吐いてしまう可能性があるので、ごはんは軽食になります。旦那さんも病院にやってきました。

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12時半 促進剤点滴追加

陣痛の間隔が開いてきていたので、促進剤の点滴を追加しました。麻酔が効いているのでもちろんこの間も痛みは全くありません。家から持ってきてもらったDVDを旦那さんと一緒に観ながらのんびり過ごします。

 

13時15分 14時15分 子宮口を柔らかくする薬を追加

なかなか子宮口の開きが変わらず、子宮口を柔らかくする薬を追加します。

 

14時45分 促進剤の点滴を追加

ここで促進剤も追加です。16時半の時点で促進剤を追加するのか、今日は諦めてやめるかを判断すると言われました。 

 

15時 抗生剤の点滴開始
15時45分 抗生剤、促進剤の点滴終了

どうにも子宮口が開かず、今日は無理そうな気配が漂っていた為一旦点滴を終了です。

この日の促進剤は、8時間かけて計500ml投与です。

 

15時50分 自動麻酔から手動麻酔に切り替え

麻酔を自動麻酔から手動麻酔に一旦切り替えます。16時半の先生の方針判断で、自動麻酔にまた切り替えるか判断となります。

 

16時半 麻酔終了 ラミナリア挿入

やはり今日は無理そうだと判断され、麻酔終了です。カテーテルも外します。

バルーンを取り、ラミナリアを15本挿入します。麻酔はまだ効いているので痛みはありません。

こういうのって一晩中頑張るのかと思ってたのですが、意外と早く終了するんだなと思いました。それだけ望み薄だったという事なのか、、

 

LDRでそのまま一泊がしんどい

ひとまずこの日はこれで一旦終了。LDRでこのまま一晩過ごします。病室に帰れるのかなと思ってたのですが、どうやら生まれるまでここで過ごすようです。ベッドが分娩台なので、固くて眠るにはかなり不向きです。。

 

トイレが痛い

しばらくすると歩けるようになるので、この後は自分でトイレに行けます。点滴の管を外してもらえないので点滴は常に持ち歩きだったのですが、そんな事よりトイレが痛いのです。

具体的には排尿時にしみる、という感覚が近いです。そして若干血尿です。看護師さんに言ってみたら、おそらく昼間のカテーテルの影響だと。思わぬ弊害でした。。

 

予定日翌日 無痛分娩2日目

4時50分起床 モニター装着

無痛分娩2日目スタートです。昨日と同じく5時と6時に飲み薬を飲む為、10分前からモニター装着します。

 

7時 分娩室に移動 バルーン挿入

分娩室に移動し、麻酔後ラミナリアを抜いてバルーンを挿入します。

さすがに2日目ともなると主治医の先生ではない先生が当直だったので、処置の前に麻酔を入れてくれるようにお願いします。

無事に麻酔を入れてもらい処置をしてもらったので、痛みはありませんでした。

この時子宮口は3から4センチ。昨日と変化なしです。

 
前日と同じ流れで諸々進みます

この後部屋に戻り朝食。助産師さんが来て診察。促進剤点滴を開始し、子宮口を柔らかくする薬や促進剤を随時追加。15時からの抗生剤の点滴と全く同じ流れで進みます。

 

17時半 バルーンが抜ける 促進剤終了

バルーンが抜けた為、この時点で5.6センチまで子宮口が開いていたのですが、やはり出産までは届かず。この日も諦めて促進剤終了です。

点滴が入っていないのに管を入れっぱなしなのがストレスだったので、先生にお願いして管を抜いてもらいました。

まさかのLDRに2泊目が確定です。

 

お尻が痛くて眠れない

ここでさらなる弊害が。またしてもトイレは痛いのですが、さらに新たな痛みが。

固い分娩台にまる2日もいる為、お尻が痛いのです。麻酔が効いている間は気付かなかったのですが、麻酔が切れてみるととにかくお尻が痛い。正確には尾骨の辺り。痛みが気になってうます眠れず、この日は夜中からほとんど眠れませんでした。。

ちなみにこのお尻の痛み、産後半年以上もの間苦しむ事になりました。

 

予定日2日後 無痛分娩3日目

お尻の痛みに耐えながらなんとか朝を迎え、昨日、一昨日と同じ流れがスタートします。

 

7時 分娩室でバルーン挿入

子宮口を確認すると3センチ。とりあえずバルーンを入れます。またまた別の先生だったので、処置前に麻酔を入れてもらえるようにお願いします。今日はこのタイミングで抗生剤の点滴も開始。この後は前二日間と同じ流れです。

今日は絶対生まれてほしい!

 

点滴の挿し直しが痛い

点滴も3日目となると血管がちょっと弱ってきます。子宮口を柔らかくする薬を入れた際ズキズキっという痛みが走るようになり、針を刺し直します。点滴トラブルは入院にはつきものですが、やはり何度も刺し直されると痛いです。だんだん薬を入れる際もまた痛いのではとビクビクしてきます。この後も何度も点滴トラブルに悩まされる事になります。

 

14時半 手術の決断

同じように進めてきても、子宮口が思うよう開かず、先生からこの後どうするかの決断を委ねられます。

選択肢としては、この日は土曜だったので、一旦帰って月曜から仕切り直すか、この後すぐに帝王切開の手術をするか、の二択です。

ひと通り説明を受け、しばらく夫婦で話し合って決めて下さいと言われました。

せっかくの無痛分娩、まだ粘りたい気持ちはあったのですが、せっかく今お腹の中で赤ちゃんが元気なのにこの後何かあったら、と思ったらやはり元気なうちに出してあげたい!という気持ちが強く、手術を決断するにはさほど時間はかかりませんでした。

 

15時12分 帝王切開にて無事に出産

決断をしてからはどんどん準備が進み、あっという間に手術室へ。麻酔は元々管が入っていたのでそのままそれを使用します。

手術の説明の時に一緒に来てくれた院長先生が、手術開始前に、「よく頑張ったよ。十分だよ。早く出してあげようね」と言ってくれて涙が出そうになりました。

手術が始まるとすぐ、先生の「この位置じゃまだ当分かかりそうだったから、手術で正解だったね」という声が聞こえました。

そして間もなくして、「赤ちゃん生まれるよー」の声のすぐ後に赤ちゃんの泣き声が聞こえ、安堵感でいっぱいになりました。

 

まとめ

こうして私の3日間に及ぶ無痛分娩は失敗に終わりましたが、40週と2日でなんとか帝王切開にて無事に出産する事ができました。無痛分娩での実際の出産の様子までお届けできなかったのは残念ですが、こういうパターンもあると参考にしていただければと思います。

少しでも痛みを感じればすぐに麻酔を足してもらえるので、陣痛の痛みに耐えたりといったことはほとんどありません。前処置の痛みくらいなので、痛みに弱い人はやはり選択肢としてはアリなのではと思います。ただし、リスクがある事をふまえた上できちんと信頼できる病院を選ぶ必要がありますが。

 

それでは、痛みとの戦い帝王切開出産編へと続きます。

帝王切開って、手術自体は痛くないですが、その後の痛みの壮絶さがヤバかったです。。