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【乳児股関節脱臼の検査】レントゲンではなくエコーで検査できる済生会横浜市東部病院に行ってきました

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4ヶ月検診で乳児股関節脱臼の疑いを指摘されたので、エコーで検査ができる済生会横浜市東部病院へ行ってきました。

乳児股関節脱臼とは?

大腿骨の骨頭が、受け皿である骨盤のくぼみから外れてしまう病気です。
左右で足の長さや太ももの皺の数が違ったり、股関節の開きが悪いと脱臼の可能性があります。
治療が遅れると将来的に変形性股関節症を起こすリスクもあります。

どうなると検診で指摘されるの?

4ヶ月検診の際に、以下の項目に2つ以上あてはまると検査を勧められます。

  • 開排制限(股の開きが悪い)
  • 足の長さが左右で違う
  • 太ももの皺の数が左右で違う
  • 家族に乳児股関節脱臼だった人がいる
  • 逆子
  • 女の子

女の子というだけで、すでにリーチです。
乳児股関節脱臼は圧倒的に女の子が多く、男の子の10倍近いそうです。
うちの子は太ももの皺の数と、女の子の2つに該当したため、済生会横浜市東部病院の紹介状を書いてもらい、検査に行くことになりました。
診療科は「整形外科」です。

この病院は、レントゲン被曝もなく、精度の高い超音波(エコー)で検査をしてくれます。乳児股関節脱臼のエコー検査は欧米では一般的ですが、日本で行っている施設はさほどありません。
対象年齢は3〜7ヶ月で、紹介状なしでも予約をすれば、3500円で検査を受けられます。

検査内容

検査内容は、触診とエコーです。
まず先生が軽く股関節の動きをチェックし、その後エコー検査です。
エコーは左右両方検査します。
くぼみになっているところに体を横向きにはめて検査するのですが、変な体勢が嫌なのか、ギャン泣きでした。。
検査自体は10分程度で終了です。
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この赤い丸がしてある角度が60度あればOKだそうです。
問題がなければだいたい60度くらいなのだとか。
脱臼している場合は、50度だったりするそうです。
どちらも60度以上あったので、 無事に帰ってくることができました。
脱臼していた場合、リーメン・ビューゲルというヒモ型の装具を一定期間装着し、正しい位置に固定します。

まとめ

整形外科は普段、高齢者がほとんどのはずですが、この日は検査にきている赤ちゃん連れのお母さんが10組以上いました。
病院自体はとても大きく立派で、川崎駅や横浜駅からバスで行けます。病院の目の前からバスに乗れるので、割と楽に行ってくる事ができました。
乳児股関節脱臼の専門外来がある病院はそう多くないと思うので、気になる方は一度行ってみてはいかがでしょう?