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【結婚式は予算内で】見積アップはこうやって防ぐ!式場選びと式場との打ち合わせで気をつけるポイントまとめ 

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結婚式は一生に一度の大イベント!
でも、この「一生に一度」という言葉に翻弄され、気づけば高額の見積に慌ててしまう場合も・・。
もちろん、言葉通り「一生に一度」だし、せっかくの晴れ舞台。盛大に挙げたい!という人もたくさんいるかと思います。
そういう人には参考になりませんが、もしこれから結婚式を挙げる人で、見積がどんどん上がるのを避けたい、予算内でしっかり抑えたい、と考えている人にちょっとでも参考になればと思っていくつかポイントをあげていきたいと思います。

 【式場見学当日が実はとても大事】

「結婚式を挙げよう」と思い立って、まず式場見学やブライダルフェアに足を運ぶ人が多いと思います。
軽い気持ちで参加しても、最終的に当日必ず見積書を作成し、スケジュールを確認、さらに当日契約を促されます。(良心的な式場なら一週間程度待ってくれる場合も)
キレイに飾られた会場、素敵なチャペル、試食会で食べる普段あまり食べないような高級なお料理。
見学に行けばだいたいの人が「この会場でもいいかも」と思ってしまうパターンが多いのではないかと思います。
見学する式場の平均は2.3軒と言われています。
つまり、あまりあちこち見てまわる人というのは結構少ないのです。
もちろん、式場との出会いも「縁」だと思いますので、気に入った式場で挙げようと早々に決めるのは良い事だと思います。
しかし、見学当日が値引き交渉の一番のチャンスでもあります。
もしお目当ての式場があるのなら、そこに見学に行く前に、きちんと自分たちで決めておいた方がいい事、勉強しておいた方がいい事があります!
これをやっておく事により、後々の見積アップもある程度防ぐ事ができ、予算内で無事式を挙げる事に近づける事ができます。

ポイント①予算を予めしっかり決めておく

これ、とっても大事です。
だいたいの予算、ではなくて、絶対にここまで、というラインを決めておくのがより効果があります。
「もうちょっと出せるかも・・」という隙間を作らない事が大事です。
ちなみに、見学当日、見積作成にあたって予算を聞かれますが、ここですごいなと思うのが、式場が提示してくる見積は【しっかりギリギリ予算内】で出されます。
なので、ここで正直に本当の予算を言うのではなく、「本当の予算より少し少なめ」に予算を言うのがいいのではないかと思います。

ポイント②見積書の見方とだいたいの相場を予め調べておく

次に、ここで出された見積に、必要なものがどこまで入っているのかをその場で見極める必要があります。
いくら見積が予算内に収まっていても、必要なものが削られているとしたら結局後から追加せざるを得なくなります。
そのためにも、自分達の結婚式にとって必要なものは何なのか、削ってはダメな部分は何なのか、相場はだいたいどれくらいなのかを確認しておく必要があります。
この辺は、自分たちできちんと最初からイメージできればいいですが、それもなかなか難しいです。
なので、手間はかかりますが、一番良い方法は強い意思を持ってまずは1.2軒見学に行き、実際に見積をもらい、自分達に必要なものや見積金額の出し方などを勉強してみるのが良いのではと思います。
並行して何軒か検討したい場合は、最初から近いスケジュールで見学予約をまとめてしておくのも良い方法だと思います。
具体的に「来週◎◎に見学に行く予定なんです」「先週見学に行った◎◎も検討していて」などど話すと、交渉もしやすくなります。
あと、広告でお馴染みのスマ婚や楽婚などといったところに一度顔を出して話を聞いてみるのも結構勉強になります。
スマ婚に行ってみた時の記事はこちら。

まとめて予約を入れる場合、ゼクシィカウンターを利用するのも結構便利です。
ゼクシィ特典で衣装代が無料に、といったサービスもありました。

【式場見学当日までに具体的な交渉内容を決めておく】

いざ契約して、打ち合わせが始まってからでは飲んでもらえないような条件でも、式場見学当日、見積を出された段階で交渉すれば通るものもあったりします。
担当者がどこまで権限があるかにもよると思いますが、式場側はどうしても契約して欲しいので、当日ならという特典をどんどん提案してきます。
ここにうまく乗っかるのが大事です。(乗せられるのではなく、あくまでも乗っかるという意識で!)
私達は予算重視で削れるところは削りたいと最初から考えていた為、最大の交渉ポイントはカメラマンの持込でした。
式場で依頼するとかなり高額になるカメラマン代。
ここを自分達で手配する事でかなりの金額が削れるので、最初からこれを飲んでもらえるように交渉しました。
ただ、披露宴の最後に当日の映像を流したい、とかだと厳しいかもしれませんね。
もしカメラマンの持込を希望する場合は、
①まず、知り合いのカメラマンに依頼したいと思っているが大丈夫か、といったニュアンスで確認するのが良いかと思います。
②大丈夫な場合、その際持込み料は発生するのかも確認必須です。
③契約当日OKを出してもらっていても後からNGを出される場合があるので、契約書の余白欄などにその旨を記入してもらった方が良いです。
あとは、衣装代がパッケージプランに含まれていない場合は、自分で安く購入した方が安上がりな場合もあります。
その際も必ず持込み料について(小物を含めて)予め確認する必要があります。
持ち込めるものは持ち込んだ方が基本的に必ず安く上がるので、何が持ち込めるのかを最初に確認しておくと良いと思います。

 【見積はその都度最新のものを必ず出してもらう!】

最初に見積を出してもらった後、割引をしてもらったり、サービスをしてもらったりというケースがあります。
その場合、必ず最新の見積を受け取る事が大事です。
契約交渉の際、「この部分は特別にサービスで」とか、「当日成約特典として◎◎万お値引きで」と行った具合に、最初の見積から金額が変わるケースが多々有ります。
金額交渉に疲れてそろそろ帰りたいな、待つのも面倒だな、などと思っても、「では新しい見積を再度作成していただけますか?」と必ず最新のものを出してもらうようにして下さい。
(これは、契約が済み、打ち合わせが進む段階でも必ずその都度やった方がいいです)
式場の担当者が途中で変わったり、契約時から打ち合わせまでの期間があいてしまった場合など、うまく情報が引き継がれていなかったり、言った事を忘れてしまう担当者もいます。
言った言わないになっても困るので、金額に変更があったら必ず最新の見積をもらい、サービスにしてもらったものは、見積書または契約書に明記してもらう事が必須です!
ただ単に見積書の金額に入っていないだけだど、その内容が必要ないから入れてないのか、サービスしてもらっているから金額が入っていないのか後でわからなくなる可能性があります。
そんなあり得ないような話が結構あるのです。
式場担当者、プランナーとの信頼関係は大事ですが、あまり信用し過ぎず、決め事は細かい事でも全て書面にしてもらい、やりとりもなるべく電話じゃなくてメールにするのがおすすめです。(こちらが言った事を担当者がきちんとメモしているとは限りません)

 【実際私達が契約時に言われた内容で、後から違う事を言われたもの】

①カメラマンの持込みができると言われていたのに、打ち合わせ3回目くらいで確認した際出来ないと言われた。(契約時それを条件にしたと強く言い、なんとか持込みOKになりましたが、集合写真の時間は取れないと言われたので、型物撮影のみ式場に依頼しました)
②ウエディングケーキを値引きしてもらったのに、次にもらった見積で値引きがされていなかった。
③チャペルの装花は全てサービスと聞いていたのに、お花の打ち合わせの際、お花屋さんにその旨が伝わっておらず、約50万の装花代を請求されそうになった。
④スクリーン使用料はサービスと言われていたのに、後半の打ち合わせで「スクリーンは使用しない」という事になっていた事がわかった。
⑤会場に写真を飾る事を最初から決めていて、担当者にも当初から「この部分にこうしたい」といった旨をしっかり伝えてあったのに、勝手に改装されていて、しかもこちらから見せて欲しいと言うまで改装後の様子を見せてもらえなかった。
→会場に変化がないか、改装予定がないか、等こまめに確認し、改装があった場合はすぐに見せてもらった方がいいです!
当たり前の事ですが、「違う」と思ったらはっきり違う旨を伝える事が大事です。
「契約の時、◎◎さんにこう言われました」など具体的なエピソードと共ににきちんと説明をすると説得力があります。

 【最も優先したい事を決めておく】

打ち合わせを進めるにつれ、「あれがやりたい」「これがやりたい」などとやりたい事が増えてくるとどんどん金額もUPします。
最終的に大事なのは、「何を(誰を)優先するか」です。
招待した友人に華やかな演出を見せたい、高級なお料理を食べてもらいたい、アットホームな雰囲気にしたい、自分達が精一杯楽しみたい、みなさん目的は様々だと思います。
目的によって優先すべきものも変わってきます。
ただただ、「あれもこれも」では収拾がつきません。
自分達のテーマをしっかり決めて、それをベースに打ち合わせを進めていけば、納得のいく結婚式にできるのでは、と思います。
私達は結果的にきっちり予算内におさまりましたが、最終的に来場者の衣装代(式場提携の衣装屋さんでのレンタル、着付け、ヘアメイク等)が全て式の費用と一緒に請求される事を知らなかったので、その分オーバーとなりました。
衣装代に関しては、人数や内容によって結構な金額になりますので、自分達でどこまで負担するのかを予めしっかり把握し、そこまで予算に組み込んでおく必要があるかと思います。