妊娠・出産

【夫から見た妻の妊娠】第1回 付き添いで産婦人科に行ってみた!〜子宮外妊娠はしていないか?

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先日、妻から妊娠検査薬で陽性が出たとの報告を受け、付き添いで初めて産婦人科に行ってきました!

幸いなことに、私は病院に行くほど体調を崩すことが少ないので、病院に行くだけでやや緊張します。
対する妻は、扁桃腺手術などで昨年2度入院しており、その後もちょくちょく体調不良を繰り返しているので、病院慣れしています。今回の検査も妻がネットで予約していました!病院の予約がネットで予約できることも初めて知りました。

いざ、産婦人科へ!

予約時間が8時半だったので、8時半ぴったりに着きました。
母と子の病院は遠目に見たことはあったのですが、間近で見ると結構大きな病院です。入り口付近に新横浜駅と病院を往復するシャトルバスが停まっています。
新横浜駅から歩くと20分近くかかるので、遠方から来られる方にとってもシャトルバスがあると便利ですね。
病院の中に入り、妻が受付で初診用の受付用紙に記入している間、私はKindleで『ミャンマーの柳生一族』を読むことに。産婦人科の病院は特に、待ち時間が長いようだったので、あらかじめ本などを持っていくと良いでしょう。
ちなみに、この本はミャンマーの政治体制を柳生一族にたとえた、作者の実体験を基にした珍道中記です。読み物として面白いだけでなく、ミャンマーの軍事政権の勉強にもなるので、おすすめの1冊です。
さて、受付用紙への記入を終えた妻が、体重測定と尿検査に向かっている間は、荷物番となります。付き添いがいないと、コートやバッグも持って移動しないといけないので面倒ですもんね。
こういった時くらいしか、存在意義を見出せません。
院内を見回すと、かなりの数の妊婦さんがいます。まだ、朝の9時前なのに20〜30組はいそうです。少子化はどこへ行ったのでしょうか?
置いてある本もベビー用品のカタログや妊娠・出産関連の雑誌ばかりです。
やはり、『ミャンマーの柳生一族』に戻ります。

診察までの長い待ち時間

尿検査と体重測定は5分くらいで終わり、妻が戻ってきました。
自分の診察まで何人待ちかは、待合室のモニタで確認できます。
母と子の病院は産婦人科医が10人近くいるので、先生ごとの待ち人数がわかります。
不人気の先生は一目瞭然です。AKBの握手会みたい。
待っている間、妻はベビー用品の通販雑誌を読んでいました。
最近ではベビー用品のレンタルもあるようです。1年程度で使わなくなるのであれば、レンタルも確かにアリですね!
30分近く待って、ようやく妻の順番が回ってきました。
8時30分予約で9時15分に案内。10時過ぎに予約したら、どれだけ待つことになるのでしょうか?
今回、妊娠していたら5週目にあたります。
ちなみに、妊娠○週目というのは、前回の生理日を0週0日とし、そこから起算します。
妊娠検査薬で陽性が出たからといっても、通常の妊娠ではないない可能性があります。今回の検査の目的もここにあります。
それが、子宮外妊娠です。

子宮外妊娠とは?

子宮とは別の場所に受精卵が着床することもあれば、子宮の入り口や手術痕に着床する場合もあります。
着床する場所が悪いと、同じ経過を辿ることになるので、最近では『異所性妊娠』と言うようになりました。異所性妊娠の起こる確率は1〜2%と言われています。
残念ながら、異所性妊娠は受精卵がどうやっても育たないだけでなく、治療が必要になります。妊娠週数がまだ浅くて、早期発見であれば内科治療が可能です。これは筋肉注射で発育を抑える治療です。妊娠6週くらいまでは、この注射による高い治療効果が望めます。
もちろん注射によって抑えられないケースもあります。注射をうっても4割くらいは、お腹の中で出血して、痛みがひどくなることがあり、出血量が多い場合は開腹手術が必要です。
着床した部位や出血などの状態にもよりますが、問題のある部分だけ切開して処置すれば、卵管の機能は失われません。

エコー写真と対面

しばらく待っていると妻がエコー写真を持って戻ってきました。
診察に向かってから、わずか5分ほどです。
待ち時間と比べて早すぎます!!前の人が長かっただけでしょうか?
ちなみに診察を担当した先生は、怖かったそうです。

そして、ここで初めてエコー写真とご対面!
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もはや、なにがなんだかわかりませんが、きちんと着床していたようです。
妊娠・出産のリスクなんて、これまでほとんど考えてきませんでしたが、やはりきちんと勉強する必要がありそうです。
これからは「コウノドリ」を読んで勉強します!