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トントン拍子

太った猫(メインクーン9歳)がお届けするお役立ち情報発信ブログ。中の人ふたりで書いてます。

【実録】扁桃周囲膿瘍で緊急入院!痛みと治療と費用について

扁桃腺手術 病院

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扁桃炎をこじらせてかかる可能性が高い扁桃周囲膿瘍。

扁桃腺が腫れやすかったりする人なら誰でもかかってしまう可能性があります。とにかく痛くてつらいこの病気。

私が扁桃腺切除手術を受ける決心がつくきっかけとなったので、この扁桃周囲膿瘍になった時の事について詳しく書いてみます。

扁桃腺切除手術に関する記事はこちら。

www.tontonbyoushi.net

【扁桃周囲膿瘍という病気について】

基本的に扁桃周囲膿瘍は、急性扁桃腺炎に引き続いて発症すると言われています。

症状の特徴としては、激烈な咽頭痛、高度な嚥下痛によって唾液を飲む事ができなくなる、耳への放散痛、開口障害が一般的です。(gooヘルスケアより)

 

ただ、急性扁桃腺炎なのか、扁桃周囲膿瘍なのかは正直自分ではわかりません。

いずれにせよ、早めの耳鼻科受診が必須となります。

 

【発症当日】

私の場合は、朝起きた時に喉の痛みを感じ、いつもの扁桃腺炎だろうと思ってまず耳鼻科に行きました。熱はこの時点ではそこまで上がっておらず、いつもより少し高い程度。

耳鼻科で抗生剤と痛み止め、炎症止めを処方してもらい飲み始めました。

おかしいと思ったのはその日の夜。

いつもなら、抗生剤を飲み始めれば半日くらいで若干(もしくはある程度)の回復がみられます。

なのに、回復どころか悪化する一方。

痛みがどんどん増していき、夜には飲み物を一切飲み込めなくなりました。

痛みで眠る事もできません。

 

【発症翌日】

ほとんど眠る事ができないまま朝を迎え、痛みはさらに増していきます。

唾を飲む事もできません。熱もどんどん上がってきて全身に倦怠感が広がります。

痛みが全くひかないのはおかしいと判断し、大きい病院の耳鼻咽喉科を探して行ってみました。あいにく土曜だったので、土曜にちゃんと耳鼻科の先生がいるところを探すのがなかなか大変でした。

(救急で診てくれるところは結構ありますが、救急の場合大抵内科の先生しかいない場合が多く、それではあまり意味がありません)

 

【病院到着】

 病院に着いてみると、待合は人でいっぱいです。

やっと順番が来て診察です。問診、診察、鼻カメラの後、血液検査と、心電図検査、さらに膿瘍の可能性があるという事でCT検査となりました。

今時大きい病院だと当たり前のようですが、何がツライって、診察時、検査時毎回フルネームを名乗らなければならない事。口を開けるのも声を出すのも痛いのに、かなりしんどいです。

 

【検査結果】

検査結果を待ちながら点滴開始です。(この点滴が、このまま4日間付けっぱなしになるとはこの時全く予想していませんでした・・)

口から水分を摂取できない為、点滴をしないと脱水になってしまいます。

検査結果が出たという事で、付き添いの旦那さんと一緒に診察室へ(結果は付き添いの方も一緒に聞いて下さいと言われました)

CT画像と鼻カメラ画像を見ながら、膿がたまっている旨を説明されます。

緊急で処置が必要になり、処置後も経過観察が必要との事で、ここで緊急入院を言い渡されました。

仕事の都合上、入院は困る、と粘ったのですが、どうしても入院、という事で受け入れてもらえず・・。

後で調べてみると、扁桃周囲膿瘍の場合かなりの高確率で入院になるそうです。

膿が器官に入ったら呼吸を脅かしてしまうからとの事。確かに、そう考えると自宅に帰るのは危険ですね。

 

このまま処置をします、との事だったので、旦那さんはその間診察室から一旦出て、入院手続きをしてもらいました。

 

【激痛を伴う処置】

 この処置というのが衝撃的な痛さでした。

簡単に言うと、喉に麻酔をし、膿が溜まっている部分に直接注射器を刺して膿を吸い上げる、というものでした。

まず処置内容の説明を受け、

「麻酔ってどんなのですか?」と途切れ途切れに必死の思いで聞くと、「麻酔は歯医者さんで使用しているものと同じですよ。」との事。

耳を疑いました。液体が通過するのも痛い喉に針を刺す!!??

恐怖におののきましたが、もう有無を言わせない状況。

観念し、耐える事にします。

歯医者みたいな表面麻酔もなく、そのまま麻酔が始まります。

案の定かなり痛いです。数カ所刺され、その後いよいよ注射器の出番です。

膿や血を吸い出す為、針が太いやつです。

自分に向かってくる針への恐怖と、さらに刺した時の予想以上の痛みに驚いてしまい、瞬間的に先生の腕をつかみ怒られました・・。(危ないので当たり前ですね)

再び観念し、喉に針が刺さります。

これを「激痛」と言わず何を激痛と言うのか、というくらい痛いです。

麻酔の効果は全く感じられません。

麻酔もかなり痛かったですが、注射器の痛みはさらに上をいきます。

合計で5.6回刺されたところでやっと終了です。刺すのも痛いし、1回あたりの刺している時間も長く、刺している間中激痛です。

結果的にあまり膿は吸い出せなかったらしいのですが、とりあえず血を出して、膿が出やすくするのが大事だとの事でした。

 

ちなみに、もっとひどい場合はメスで切開して膿を出す事もあるそうです。

考えただけで恐ろしいですね。

【入院開始】

憔悴しきった状態で処置室を出て、そのまま入院病棟へ向かいます。

病室に着いても激痛の衝撃からまだ立ち直れず、さらに喉に残る強い痛みと戦いながら、まだしゃべる事ができないので入院に必要なものを必死にiphone画面に入力して旦那さんにお願いします。

ほんとは一旦荷物を取りに帰りたかったのですが、処置後それも無理だと判断し、お願いする事にしました。

ビニール袋に血とか唾とかを吐き出すのを繰り返しつつ、しばらく安静にします。

 

1.2時間くらい経過したところで、少しずつ痛みがマシになってくるのを感じます。

点滴のステロイド、抗生剤の効果もあるのでしょうか。

もちろん、針を刺した効果が大きいと信じたいところです。

ごはんの時間が近くなってきたとの事で、ここでボルタレンを飲むように言われます。

薬を飲んでから30分程度で、さらなる回復を感じます。

痛みが弱くなってきて、とうとう飲み物が飲めるようになりました!

久しぶりの水分!おいしいです。しみわたります。

 

【病院食】

さらに時間が経過して痛みがだいぶひいたので、お粥ではありましたが無事ごはんを食べる事ができました。

すごいスピードでの回復です。

数時間前のあの憔悴しきった状態が嘘のようです。

 

病院食の詳しいレポートはこちら。

www.tontonbyoushi.net

【退院への道】

この後はひたすら点滴治療+1日3回の吸入のみです。

来院した際最初に刺した点滴は、結局退院まではずれませんでした。

水分接種用と、ステロイド、抗生剤。基本的に常に2本は入っている状態でした。

抗生剤の点滴は1日3回時間が決まっていて、夜中に付けたり外したりする際どうしても起きてしまい、その後眠れないのがつらかったです。

 

入院翌日の診察では、再び鼻カメラで状態を確認。だいぶ腫れがひいているとの事。

ここからはぐんぐん回復していきます。

早く退院したかったので、ごはんもしっかり食べて、診察時先生にもしっかりアピール&お願いをして退院を待ちます。

 

結果、入院4日目で無事退院する事ができました。

4日目の朝一で血液検査があり、その結果次第で退院と言われていたのでドキドキでしたが、無事その日の診察で退院許可が出ました。

 

【入院費用】

さて、今回の入院費用ですが、総額¥62,440でした。

4日間の入院(大部屋)と、処置代、諸々検査費用、点滴治療、薬代含めてです。

思ったより高いな、というのが正直な感想でした。

入院日額¥10,000の保険に入っていたので、¥40,000保険がおりましたが、それでも赤字です。

ここにさらに会社提出用の診断書を出してもらったり(¥5,000くらい)とさらに赤字がかさみます。

まあ、点滴の本数が多いので仕方ないですね。

扁桃周囲膿瘍は膿との戦いなので、抗生剤の点滴が必須となるようです。

 

しかし一番困ったのは急に入院しなければならなかった事。

いつもの扁桃炎かと思いきや、急激に悪化、入院となり、このままではまた同じ事を繰り返す可能性がある、と考えると不安でいっぱいになり、ここで長年悩み続けた扁桃腺の手術へと踏み切りました。

 

小さい頃から扁桃炎に悩まされ続けていましたが、扁桃周囲膿瘍になったのは今回が初めてでした。

極端に無理がかさんだり、体力が落ちていた時期でもなかったと思うので、ほんと突然の事でした。

 

そして、あの処置の痛さはなかなかの衝撃で、この痛みを忘れないうちに手術を決断してしまおう、というのも実のところありました。

さらに、緊急入院の後なので、手術で入院するのもこのままの流れで仕事を休む申請がしやすいかも、というのもありました。

 

手術をするのも仕事の休みを取るのもなかなか決心がつかないところです。

今回の事は私にとって大きなきっかけとなりました。

 

【追記】扁桃周囲膿瘍は繰り返しやすいそうです。一度かかったら、切除を本気で検討しないと、その都度入院、激痛の繰り返しになってしまうそうです。恐ろしいですね。

あと、内科では判断がつかない場合が多いので、ひどい扁桃腺の腫れは必ず耳鼻科を受診する事をおすすめします!

 
 

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